簿記2級・3級の合格率
合格率の話に入る前に、団体ごとの簿記の検定について整理をしておきます。
簿記の検定には、実は3つの種類があるのです。
一番メジャーな検定は「日商簿記」です。これは日本商工会議所が主催している試験で、みんなが"簿記検定"と呼んでいるものは、一般には日商簿記を指すと思ってまちがいないでしょう。
ほかに経理専門学校生を対象とした「全経簿記」や、商業高校生を対象とした「全商簿記」があります。
当サイトでは、「日商簿記」を基準に合格率や難易度などの解説をしていますので、そのことを頭において読み進めてくださいね!
ではさっそく、簿記検定の合格率の話を始めます。
まずは近年の3級検定の結果から見てみましょう。
<日商簿記3級の試験結果>
| 開催日 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2009年 6月 | 107,000名 | 44,087名 | 41.20% |
| 2009年 2月 | 93,453名 | 52,779名 | 56.50% |
| 2008年11月 | 103,333名 | 41,509名 | 40.20% |
| 2008年 6月 | 91,522名 | 26,985名 | 29.50% |
| 2008年 2月 | 83,112名 | 31,749名 | 38.20% |
日商簿記の検定試験は毎年3回行われています。
毎回の受験者は10万人近くになることがわかりますよね。こうやって見てみると、簿記の資格はいまも相変わらず人気が高いことが一目瞭然です。
平均の合格率は、30~40%と考えておいていいでしょう。
試験の開催日により、出題の難易度にもばらつきがあって、受験者の半数以上が合格する回も、合格者が3割にも満たない回もあったりするのです。
このデータだけから判断しますと、「簿記3級は簡単」とは、一概には言えない気もしますが、みなさんはどんな印象を持ちましたか?
それでは日商簿記の2級の結果へ移ります。
<日商簿記2級の試験結果>
| 開催日 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2009年 6月 | 57,616名 | 14,700名 | 25.50% |
| 2009年 2月 | 60,475名 | 26,053名 | 43.10% |
| 2008年11月 | 61,662名 | 18,252名 | 29.60% |
| 2008年 6月 | 50,573名 | 15,830名 | 31.30% |
| 2008年 2月 | 57,812名 | 16,973名 | 29.40% |
簿記3級と比べてみますと、受験者数も合格率も急に下がっているのがわかります。
合格率の高い回でも、合格者は40%ほどですから、かなりむずかしそうですね。
簿記2級の受験者は、3級資格の取得者かもしくは、実務等で3級の知識を身につけている人がほとんどです。その前提があって、平均合格率が30%前後ですから、これは難易度の高い試験であると考えておくべきだと思います。
だけど、就職活動等で簿記の資格が評価されるのは、最低2級からだといわれています。
さてどうしましょう?
- 〔NAVI〕 最近よくみかける評判のよさそうな簿記2級の通信教育
- 〔NAVI〕簿記の勉強が初めてだった私が、まさかの満点合格;笑